営業活動における生成AIの使用場面について / セレブリックス営業総合研究所
レポート概要
「営業活動における生成AIの使用場面について」の簡易調査報告書は、営業総合研究所所長の今井が運営するX(旧Twitter)アカウントにて、アンケート機能を活用し521名に行ったアンケート結果をまとめたものである。実施対象はX(旧Twitter)の投稿文にて「営業に従事している」方全般としている。また、報告書最後には実際のChatGPT活用事例としてプロンプトなどを添付した。
調査概要
- 調査時期:2023年8月22日~8月23日
- 調査方法: SNS調査(X上のアンケートフォームを使用)
- 調査対象:
「Xを使用している」かつ「営業に従事している」人物
※詳細、真偽については未確認 - 調査項目(回答数):
①テキスト系の生成AIを仕事で使用しているか(521件)
②営業活動のどの場面で特に利用しているか(182件)
調査レポート本文
目次
- 営業活動における生成AIの使用場面
営業活動に使える生成AIプロンプト
営業活動における生成AIの使用場面
「生成AIを仕事で使っているか」(Q1)に対しては約58.3%(①、②、③の合計)の方が使用経験があると回答しました。
しかし「①しっかり使っている」の割合が10.9%と他の選択肢と比較して低いことから、「生成AI自体の知名度は高くなり触れる割合が触れたものの、日々の業務で生成AIを頻度高く活用できている割合はまだ低い」といえます。
次に、「営業活動のどの場面で生成AIを利用しているか」(Q2)に関しては、特定の場面が突出していないことから、「生成AIの活用が営業の各フェーズに比較的均等に広がっていること」が分かります。
「②台本・文章作成」(29.1%)、 「①営業・商談の準備」(27.5%)、「④壁打ち(相談)相手」(26.9%)という3つの項目は、ほぼ同等の割合で使用されており、「生成AIが営業活動全体の効率化に寄与する可能性」を示唆しています。
しかし、Q1.では、回答者の41.7%が「④(ほぼ)使わない」 と回答したことから分かるように、まだまだ生成AIの活用度合は全体で見ると低い状態であるといえます。
今後生成AIの精度向上や利活用の広がりがあれば、営業活動のプロセスにおいても登場機会が増えていくと想定されます。 今回は、Xでのアンケートをもとに営業職の生成AI活用状況について触れていますが、本アンケートの数問だけでは活用実態を測ることは難しいと言わざるを得ません。
これらを踏まえて、営業総合研究所では現在「実際にどれほどの企業や営業パーソンが生成AIを活用しているのか」「活用の結果どのようなメリットがあったのか」などの側面から「生成AIと営業職の今」について調査しています。 今後新たに調査報告書として公開予定ですので、ぜひお楽しみに。
営業活動に使える生成AIプロンプト
参考として実際の営業活動で使えるChatGPTのプロンプトを一例として記載します。
ぜひご活用ください。
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