IT・SaaS業界に強い営業代行会社おすすめ5選！選び方のポイントも解説

「営業チームを強化したいけれど、採用や教育に時間がかかりすぎる…」
「競争が激しい中で、どうやって新規顧客を獲得すればいいのか分からない…」

そんな悩みを抱える企業にとって、営業代行サービスは非常に有効な手段です。

とはいえ、営業代行会社を選ぼうにも数が多く、どのようにして自社に合う営業代行会社を見つけたら良いのかわからない…とお悩みではないでしょうか。この記事では、営業代行の具体的なメリットやデメリットを詳しく解説し、IT・SaaS商材に特化した営業代行会社の選び方について解説します。

今回紹介している営業代行会社の5社以外にも、30社をまとめて比較した資料を無料でダウンロード可能です。ぜひご覧ください。

あわせてお読みください

26年以上営業代行事業で支援を続けてきた『セレブリックスの強み』を解説した資料です。セレブリックスの営業支援サービスについて、｢支援範囲一覧｣｢競合との違い｣｢事例インタビュー｣など、概要をまとめました。なぜセレブリックスが選ばれるのか、成果を生みだす仕組みについて知りたい方はぜひご覧ください。

IT・SaaS商材は営業代行の得意領域

IT・SaaS商材は、営業代行会社が特に得意とする領域です。弊社セレブリックスも支援割合のトップがIT業界となっています。

引用：数字で見るCEREBRIX

IT・SaaS商材は「営業の型化」がしやすいビジネスモデルが多く、他の商材でも応用が効きやすいです。

• ターゲットの範囲が広いのに営業人材が圧倒的に不足している
• とにかくスピード命で、他社よりも先に短期間でがっつり拡販したい
• 即戦力になる人材を確保したいが採用がうまくいかない

このような場合、コスト面を考えても人件費を変動費化できる営業代行がおすすめです。では、ここからは実際に営業代行を活用するとどんなメリットがあるのかご紹介します。

営業代行を活用するメリット

営業代行のメリットはたくさんありますが、IT・SaaS商材を販売している企業にとってのメリットを考えるなら以下の3つです。

• 固定費(人件費)を変動費化できる
• 新規開拓のスピードを早められる
• カスタマーサクセス領域も依頼できる

それぞれ解説していきます。

固定費(人件費)を変動費化できる

営業代行を活用するメリットの1つ目は、固定費を変動費化できることです。

例えば、プロジェクトの立ち上げ期において「この3ヶ月間だけ営業要員を10名増やしたい」となった場合、営業代行を活用すれば柔軟に人数調整できます。仮に採用するとなった場合、プロジェクトの状況が変わった際に人材をすぐ減らすことが難しく、「人件費」という名のコストが永続的に発生し続けます。

営業代行は必要なくなれば利用をやめることができるので、必要なときに必要な分だけコストをかけることが可能です。

新規開拓のスピードを早められる

営業代行を活用するメリットの2つ目が、新規開拓のスピードを早められることです。

新規開拓営業は何よりもスピードが命。いかに他社よりも先に導入してもらうかが重要になります。商材の条件や市場の状況によって成果の速さはもちろん異なりますが、営業代行を活用することで企業にアプローチできる頭数が確保でき、一定の活動量を担保できます。

下記のグラフは弊社の支援例で、宿泊予約サービスの新規開拓の事例です。

発注当時は営業手法を確立できていなかったため、ヒアリングと傾向分析を実施して注力すべき企業を改めて選定しました。結果3年間の活動で約1,700件の新規導入先開拓に成功しました。

人材を採用している時間がない、教育する工数がない。そんなときに営業代行サービスであれば、一定の営業スキルを身につけた人材が貴社のプロジェクトの一員としてすぐに営業活動を始められます。

カスタマーサクセス領域も依頼できる

営業代行のメリット3つ目は、カスタマーサクセス領域も依頼できることです。

カスタマーサクセスは、サービス導入後の利用促進や継続・アップセル・クロスセルをおこなう領域で、サービスをスムーズに導入できるように「オンボーディング」で顧客をサポートしたり、問い合わせ対応を実施したりします。

とくにアップセルやクロスセルで成果を出すには高い営業スキルが必要になりますので、効率的に成果を出していきたい場合は営業代行の活用がおすすめです。

ただし、カスタマーサクセス領域が対応できる営業代行会社はまだ少ないのが現状です。セレブリックスでは対応可能ですのでお困りの際はぜひご相談ください。

さらに詳細な営業代行のメリットはこちら！

営業代行を活用するデメリット

営業代行サービスのデメリットを3つご紹介します。

• 成果や活動品質のコントロールが難しい
• プロジェクト開始後の変更がききにくい
• コストがかかる

それぞれ解説していきます。

成果や活動品質のコントロールが難しい

営業代行を活用するデメリットの1つ目は、成果や活動品質のコントロールが難しいことです。営業代行会社に「特定のスキルや特性を持つメンバーをアサインしてほしい」とオーダーしても、難しいと言われてしまうことがほとんどです。

また、営業代行サービスの特性上、プロジェクトメンバーの異動や変更が頻繁に発生します。そのため、メンバーの変更によって成果が低下してしまう場合があります。(もちろん向上する場合もあります)

仮にメンバーの変更によって成果が下がるような状況が発生しても指揮命令権は営業代行会社側にあるため、簡単にメンバーを変更することはできません。どの営業代行会社を選んでも、パフォーマンスの質においては一定のリスクが伴います。そのため営業パーソンの「スキルの差」を減らすための教育環境を整えている営業代行会社を選ぶことが重要です。

プロジェクト開始後の変更がききにくい

営業代行を活用するデメリットの2つ目は、プロジェクト開始後の変更がききにくいことです。もちろん、内容によっては対応可能な場合もありますが、以下のようなオーダーは受け入れてもらえない可能性が高いです。

例えば、

• アポイントの目標を倍にしてほしい
• 人数を変えずに行動量を増やしてほしい／減らしてほしい
• 更新のタイミング以外でのプロジェクト人数変更依頼

などが挙げられます。

これらの変更は、契約時に注意事項として説明があるはずなので、しっかり確認しておくことが重要です。弊社では、契約時にお互いの認識のズレが発生しないよう、口頭でお伝えするだけでなく、具体的な表を用いて確認を行っています。

営業代行を初めて利用する場合や、活動開始後に内容を変更する可能性がある場合は、まずは短期間で利用してみるのがおすすめです。

また、営業代行会社は多くの営業データを持っているため、お客様の現状と目標、自社の営業データを基に適切な人数や期間を提示してくれるはずです。その精度を高め、スタート後の条件変更を発生させないためにも、事前にしっかりと情報提供を行いましょう。

コストがかかる

営業代行のデメリット3つ目は、コストがかかることです。営業代行会社によって料金はさまざまですが、決して安いサービスではありません。現状の人件費と比較すると、さらにコストが発生する場合があります。

例えば、アルバイトに頼んでいた業務を営業代行に依頼する場合、人件費より高くなる可能性があります。

以下は、営業代行の費用相場の一例です。

初期費用は営業代行会社によって異なり、「営業戦略/戦術の策定」や「営業ツール（リストやトークスクリプト）の作成」などの事前準備の有無によっても変わります。人件費も、商材やアプローチ先の難易度によって幅があります。希望の価格がある場合は、事前に伝えると良いでしょう。

一見すると割高に見える営業代行サービスですが、中長期的な費用対効果としては「良い」と評価されることが多いです。理由としては、契約終了後もツールやノウハウが資産として残ることや、マネジメントや教育も内包した価格になっていることが挙げられます。（※営業代行会社によっては、ツール作成やマネジメント費用がオプションとなる場合もあります）

弊社の場合、成果を追うだけでなく、営業の型化・仕組み化・内製化を目的とした支援も行っています。そのため、契約期間が終了しても、残されたツールを利用して営業活動を続けることができます。活動量の増加を重視するのか、少数精鋭で成果を重視するのかによって、適した営業代行会社が変わります。どのように進めるべきか迷われている場合は、お気軽にご相談ください。

IT・SaaS商材に強い営業代行会社の探し方のポイント

ここからは、IT・SaaS商材に強い営業代行会社の探し方のポイントを3つご紹介します。

• 商材知識の装着が属人的でなく仕組み化されているか
• IT・SaaS業界のこれまでの支援割合を確認する
• IT・SaaS業界の支援実績と事例を見せてもらう

それぞれ解説していきます。

ポイント①商材知識の装着が属人的でなく仕組み化されているか

営業代行会社を選ぶ際、商材知識の装着が属人的でないかどうかは重要なポイントです。営業代行会社は、専門知識を迅速に習得し、早期に成果を出すための仕組みを整えています。

例えば、セレブリックスには専属のオンボーディングチームがあり、以下のような取り組みを行っています。

• 仕組み① 業界ごとに自社オリジナルの学習コンテンツを用意
• 仕組み② 綿密なロードマップと理解度チェックで足りていない知識を素早く補填
• 仕組み③ 社内で各業界に詳しいスペシャリストを置き、わからない点は即解消！

セレブリックスのオンボーディングチームでは、お客様から提供される商材資料だけでなく、

• 商材の特性
• 市場の知識
• 業界の知識
• ターゲット企業の特徴や組織構造
• 競合情報

などを網羅したオリジナルコンテンツを作成しています。これらのコンテンツがロードマップに落とし込まれているため、専門知識が必要な商材でも効率的にインプットできます。

セレブリックスが用意している学習コンテンツの例

専門知識習得の仕組みをもつ営業代行会社を選ぶことで、早期の成果創出が期待できます。

ポイント②IT・SaaS業界のこれまでの支援割合を確認する

ポイント2つ目は、営業代行会社がどれだけの割合でIT・SaaS業界の案件を扱っているかを確認することです。高い割合であれば、業界特有の知識やノウハウが豊富であることが期待できます。

具体的には、以下の点を確認します。

まず、営業代行会社にIT・SaaS業界の案件割合を具体的な数字で示してもらいましょう。これにより、その会社がどれだけのリソースをIT・SaaS業界に投入しているかが分かります。

次に、IT・SaaS業界に特化した専門チームが存在するかを確認します。専門チームがあることで、業界特有の課題やニーズに迅速に対応できる可能性が高まります。専門チームが存在する場合、そのチームのメンバーがどれだけの経験を持っているか、具体的な実績を確認することも重要です。

これらの情報を総合的に評価することで、その営業代行会社がIT・SaaS業界にどれだけ強いかを判断できます。

ポイント③IT・SaaS業界の支援実績と事例を見せてもらう

ポイント3つ目は、IT・SaaS業界の支援実績と成功事例を見せてもらうことです。

事例企業の課題やプロジェクト環境、実際の具体的な成果を確認することで、自社でも実現可能かどうかをイメージできます。例えば売上の増加や新規顧客の獲得数など、具体的な数値を示してもらうと良いでしょう。

次に、実際にその営業代行会社を利用したクライアントの声やレビューを確認します。営業代行会社の公式サイトにいくと事例紹介ページがありますのでチェックしてみましょう。

例えば、こちらはセレブリックスの事例ページです。

ただ、公開されている事例ページでは成功事例や利用して良かった点が書かれていることが多く、不足している点はなかなか書かれていません。そのため、もし知り合いに利用している企業があれば、口コミを聞いてみるのがおすすめです。

以上、IT・SaaS商材に強い営業代行会社の探し方のポイントを3つご紹介しました。

ここからはおすすめの営業代行会社をご紹介します。「もっと幅広く比較したい！」という方は、最後にある「営業代行会社30社比較表」をご利用ください。

IT・SaaS業界に強いおすすめの営業代行会社5選

IT・SaaS業界に強いおすすめの営業代行会社を5社ピックアップしてみました。

• 株式会社セレブリックス
• 株式会社ウィルオブワーク「セイヤク」
• 株式会社3MA
• 株式会社プロセルトラクション
• 株式会社ambient

ご紹介する企業は、IT・SaaS業界の支援実績が多くある企業です。ぜひ参考までにご覧ください。

株式会社セレブリックス

引用：数字で見るCEREBRIX

株式会社セレブリックスの特徴

• 1,300社、12,600サービス以上の営業支援を行い、業界最大級のデータを保有
• 過去の成功と失敗のデータを活用し、最も成功しやすい営業手法を提供
• 市場調査からクロージング、カスタマーサクセスまで、営業業務全般を代行可能
• 営業組織の改善に向けたコンサルティングや営業研修の実績が豊富

株式会社ウィルオブワーク「セイヤク」

引用：「セイヤク」公式サイト

引用：営業代行市場｜同行調査レポート

株式会社ウィルオブワーク「セイヤク」の特徴

• BtoB特化の営業代行サービスで、2800社以上の取引実績を基に専門チームを構築
• 営業リスト作成からクロージング、インサイドセールスによる顧客育成や商談獲得まで、幅広いアウトソーシングサービスを提供
• 全国50拠点以上で営業活動を展開し、高い営業力を持つ人材を活用して、エリアや業界を問わない営業活動が可能
• 正社員人材を案件ごとに固定配置し、独自の研修を受けた営業力の高い人材が実績の向上を支援

株式会社3MA

引用：株式会社3MA公式サイト

株式会社3MAの特徴

• テクノロジー企業の成功と日本のDX推進を支援する営業パートナーで、営業を企画から実行までワンストップで支援
• 徹底した現場主義に基づき、再現性のある営業の仕組みを構築
• 営業戦略策定、インサイドセールス支援、フィールドセールス支援、営業組織構築支援など多様なサービスを提供
• 状況に合わせて成果報酬を含む柔軟な報酬体系を用意

株式会社プロセルトラクション

引用：株式会社プロセルトラクション公式サイト

株式会社プロセルトラクションの特徴

• 営業代行に留まらず、ニーズ・価値検証から営業戦略立案、体制設計、オペレーション改善まで幅広く支援
• 独自のノウハウとデータを活用し、「業界×ビジネスモデル×事業フェーズ」に基づいた戦略・戦術設計を行う
• プロフェッショナル集団による実行体制を整え、新規事業の支援や営業体制構築、業務設計を実施
• VOCをプロダクト改善につなげるノウハウを持ち、顧客のBurning needsを見極め、現プロダクトの機能に基づいた提案を行う

株式会社ambient

引用：株式会社ambient公式サイト

株式会社ambientの特徴

• テレアポ代行を通じて高いアポイント獲得率を実現し、クライアントの営業効率を向上させる
• 専任の女性オペレーターを配置し、業界特化のトークマニュアルを作成して専門知識を活かしたアプローチを実施
• 最新のコールシステムを導入し、コール数の向上や取りこぼしの防止を実現
• 契約期間の縛りがなく、クライアントの要望に応じた柔軟な営業代行業務を提供

営業代行を賢く選ぶための営業代行会社30社比較表

「他の営業代行会社も見てみたい」「営業代行会社の特徴を知りたい、比較してみたい」という方のために、営業代行会社30社分の特徴をまとめた資料を作成しました。

記載のある営業代行会社は、セレブリックスとよく一緒に検討される企業（固定報酬の場合）を中心にピックアップしております。各社のWebサイトから確認できる基本的な情報をまとめておりますので、幅広く比較したい方はぜひご活用ください。

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まとめ

IT・SaaS商材の営業代行は、固定費を変動費化し、新規開拓のスピードを向上させるだけでなく、カスタマーサクセスの領域まで対応可能な点が大きな魅力です。信頼できる営業代行会社を選ぶ際には、商材知識の仕組み化や過去の支援実績をしっかり確認することが重要です。営業について何かお困りごとがございましたら、ぜひセレブリックスにご相談ください。