Google Workspace(GSuite)事例_ラウンダーでの活用方法

Google Workspace(GSuite))事例コラム第2弾は、ラウンダーの業務効率アップをする、グーグルマップとスプレッドシート(Google Workspaceの表計算アプリ)の活用方法についてお伝えしていきます。

最近の弊社の実績や事例ですと

  • 菓子メーカー
  • O2Oマーケティングのソリューションを提供するお客様のラウンダー業務

上記において地図(グーグルマップ)とグーグルアップスを活用し、『業務効率が劇的に改善&人件費のコストが大幅に下がった』というデータが取れました。さらに、ラウンダーサービスを提供する事業者の場合、原価や人件費を抑止できたことにより、サービス価格を抑え、顧客満足度の向上や、競合他社との差別化が図れた・・・というケースも出ています。

では、具体的にラウンダー業務でGoogle Workspaceとグーグルマップをどの様に活用できたのか?そのポイントを解説致します。


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目次[非表示]

  1. 1.ラウンダーの業務構成と費用の関係
  2. 2.Google WorkspaceとGoogleマップを活用して業務効率化を図る
  3. 3.現れた効果
  4. 4.まとめ

コラム監修 今井晶也

ラウンダーの業務構成と費用の関係

そもそもラウンダーの仕事はどのような業務内容なのか?新規顧客開拓と呼ばれるプッシュ型営業とは異なり、一般的には『自社商品の取り扱いがある既存顧客の店舗を巡回し、商品陳列・販売促進・イベント企画や推進・メンテナンス』等、【取引先がより良い販売活動を行えるようにサポートする仕事】と理解いただくと分かりやすいかもしれません。

メーカーが直接ラウンダー業務を行うこともありますが、一般的にはセールスプロモーションやフィールドマーケティングの専門会社に委託することが多いと言われていますが、ここでポイントになるの【ラウンダー業務を実際に行っているのは、派遣スタッフがが多い】ということなのです。
※すべてのラウンダーが派遣スタッフという訳ではわりません

つまりラウンダー業務で発生する人件費とは「時間給」であることが多いということです。

当然、こうしたラウンダー業務には報告業務が付き物です。こうした報告業務の時間も、当然コストとして発生するため、結果的にラウンダー業務を委託する価格も比例して高くなると言えるのです。そこで注目したいのが、この報告時間(純粋な訪問や巡回活動以外の時間)を短くすることが出来れば、店舗巡回の活動量を減らすことなく、掛かるコストを抑えることが可能だという事実です。



Google WorkspaceとGoogleマップを活用して業務効率化を図る

この店舗巡回等のコア業務の活動量を減らすことなく、報告業務や無駄な人件費を抑える方法がGoogle Workspaceを活用した業務管理の仕組み構築です。今回のようなエリアに紐づく業務の場合、Google Workspaceの中でも『スプレッドシートという表計算アプリを活用して、取引先情報をグーグルマップ上にマッピングする方法』が非常に有効です。

弊社がご支援した事例では、123MAPSというパッケージサービスを使用しました。123MAPSは、スマホやタブレットなど、デバイスを選ぶことなく地図上に巡回情報を入力でき、グーグルマップとスプレッドシートの連携を図ったGoogle Workspace上で動くクラウドサービスです。

※123MAPSとは?


■顧客マッピングサービス123MAPSの概要

この123MAPSというマッピングサービスを活用することにより、店舗巡回の報告業務や商品陳列状況を写真に撮るなど、ラウンダー業務で発生する報告作業を、一括して地図情報に登録することを可能にしました。しかも123MAPSは、デバイスを選ばず、スマートフォンやタブレットを活用して現場で入力することができるため、わざわざラウンダーが会社に戻って報告する業務が無くなりました。



現れた効果

これまでラウンダーが会社に戻り、Excelに入力する作業が、GSuite(Google Apps)とGoogle MAPを活用することにより、業務効率が向上し、人件費コストを抑えることに成功しました。

特に

  • 業務報告のために会社に戻る移動時間
  • 会社に戻って業務報告を入力する「拘束時間」「2度手間(※)」

※巡回時にメモを取って、そのメモを再度Excelに入力する時間

こうした無駄な業務時間が発生していたのです。先に記述した通り、顧客マッピングサービスを活用し、携帯電話等のスマートデバイスを使って直接入力することで、

  1. ラウンダー業務の人材の拘束時間の減少(=人件費コスト削減)
  2. 現場で報告業務が出来るようになり、1日に巡回できる店舗数の増加
  3. 人件費カットで、クライアントへの提供価格が安価になった(ラウンダー業者にとっての差別化)

上記の効果が顕著に現れました。つまり、ラウンダーの人件費コストは抑えることに成功し、且つ巡回数が向上したため、生産性が高まったという結果が出たのです。



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まとめ

さて、今回はラウンダーの事例として、「Google Workspaceやグーグルマップを活用できると効率が上がる」というケースをご紹介させて頂きましたが、この方法は「営業活動」や「SV業務」など、地図やエリアと紐づく業務で大変有効な方法となります。

ビジネスの生産性を高めるアプリケーション、Google Workspaceを使いこなすことが出来れば、全く新しい業務の在り方を実現できる時代となりました。御社の仕事においても、「こんな使い方は出来ないか・・・?」とイメージできるものがあれば、ぜひご相談ください。本コラムをお読みの皆様に、Google WorkspaceやGoogleマップの活用方法が少しでも参考になっていれば幸いです。

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