インサイドセールスがつらいと感じてしまう理由4選とその対策法とは?
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あなたはメンバーから悩み相談をよくされていますか?メンバーの悩みを把握できないと、成果が上がりにくいだけでなく離職にもつながりかねません。最近メンバーの未達やモチベーションの低さが気になる…。もしそう感じているなら、メンバーが業務でつらいと思っている理由をまず知り、対策を立てましょう。この記事では、インサイドセールスがつらい理由4選とそれぞれの対策方法についてご紹介します。
インサイドセールスがつらい理由4選と対策
理由1.目標が達成できない
インサイドセールスがつらい理由のひとつ目は、目標達成ができないときです。目標の未達が続くと、上司からなぜできないのか問われる日々が続きます。改善ポイントがズレていたり振り返り方法がわからないと、なかなか改善を実感できず自信をなくしてしまいますよね。対策は、データの取得・確認をおこなって改善ポイントを見つけることです。
データとは、
- コール数(率)
- コンタクト数(率)
- アポイント数(率)
- 架電の所感
- NG理由
などを指します。上記の項目を平均値と比べて、どれくらい低いのかを確認しましょう。何に時間がかかっているのか、どこから優先して改善すべきかがわかります。そもそも、目標としている数字が現実離れしている可能性もあります。状況にあわせて目標設定の見直しも検討しましょう。
目標達成を早める日報の書き方は、下記の記事で解説しています。
営業で着実に成果を出す!セレブリックス流『振り返り6項目』の使い方
理由2.顧客の反応が冷たすぎる
インサイドセールスがつらい理由のふたつ目は、顧客対応です。基本的に営業電話を歓迎しているお客様はいないため、冷遇対応、場合によっては怒鳴られたりキツい言葉を吐かれてしまうこともあります。そのような対応が続いた際にうまく受け止める習慣がないと、次第に自分自身を否定しがちになってしまいモチベーション低下につながってしまうでしょう。
対策は、なぜそのような対応をされたのか理由を都度考えてみることです。
営業電話とわかっただけで怒られた場合は気にする必要がありません。一方で、怒らせるような言い回しをしてしまったならコミュニケーションの改善、営業パーソン側に不手際があった場合はきちんと反省して次回に活かす必要があります。改善ポイントを見つけることで、起こった出来事を冷静に受け止めることができます。
理由3.無理難題を要求される
顧客に「値下げしてくれますか?」「絶対成果出るんですか?」と無理難題を要求されて、うまく対応できずつらいと感じることもあるでしょう。対策は、断り方を覚えることです。
そもそも質問をされるということは、そのサービスに対して興味があるということです。反応がないよりは断然良いことだと認識しましょう。無理難題を要求されたときに切り返しトークを事前に用意しておけば、うまく対応できるようになるはずです。
理由4.上司にどうやって相談していいのかわからない
メンバーが営業を始めたばかりの時やチームに入ったばかりの時は、上司との関係性構築ができていないため、相談しにくいと感じる営業パーソンは多いでしょう。そもそもどのように相談したらいいのかわからない、行き詰まっている原因を言語化できていない場合もあります。
メンバーから相談されることが少ないと感じたときは、コミュニケーションの改善をしてみましょう。1on1の機会をつくり悩みを共有できる場を増やしたり、電話でいつでも相談してきて良いと伝えたりすることもおすすめです。
また、相談されたときは下記のポイントを意識して話を聞いてみてください。
- 否定から入らない
- 業務をしながら話を聞かない
- 相談内容に指摘をしたくなっても、一旦受け止める。相手の状況を見ながら別の場面で伝える
-
なんでもかんでも「自分で考えてみて」と突っぱねない
悩みを聞きだしたら、詳細を深堀りしながらひとつずつ状況を棚卸ししていきましょう。そして、解決策を決めていきます。例えば、ヒアリングで悩んでいるのであれば、切り返しトークの作成やFAQを用意する…などです。
もちろん、解決策を決めたあとで迷う場面もたくさんでてきます。メンバーにはいつでも相談を受けつけている旨をこまめに伝えるようにして、相談するハードルを下げるように心掛けておくことが大切です。
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まとめ
最後までお読みいただきありがとうございました!
ここまでのおさらいです。
- インサイドセールスがつらい理由4選と対策
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理由1.目標が達成できない
- 対策:データを集め、改善ポイントを見つける
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理由2.顧客の反応が冷たすぎる
- 対策:冷たい対応をされたときの理由を考えてみる
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理由3.無理難題を要求される
- 対策:認識を変える、切り返しトークを用意する
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理由4.上司に相談しにくい
- 相談を受け付けている旨をこまめに伝える、話の聞き方を工夫する
- 相談を受け付けている旨をこまめに伝える、話の聞き方を工夫する
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理由1.目標が達成できない
監修者 | |
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執行役員 カンパニーCMO /セールスエバンジェリスト 株式会社セレブリックスのセールスエバンジェリストとして、法人営業に関する研究、執筆、基調講演等を全国で行う。2021年8月には “Sales is 科学的に「成果をコントロールする」営業術” を扶桑社より出版。営業本のベストセラーとして累計出版数が5万部を超える。 2022年7月には単著二作目として “お客様が教えてくれた「されたい」営業” を出版。現在は執行役員 CMOと新規事業開発の責任者を兼任。管掌するプロダクトとして営業コミュニティのYEALE、営業専門の人材紹介のSQiL Career Agent、日本最大級の営業エンターテイメントJapan Sales Collectionなどがある。 Everything DiSCの認定トレーナーであり、専門は営業、プレゼンテーション、コミュニケーションスタイルと多岐に渡る。 |