「熱い想いを伝えたい」ディップ株式会社がJSC2023営業コンテストに挑戦した理由
多くの人に ”レコリン” のヒストリーを知ってもらいたい。
今回JSC2023の営業コンテストに参加したきっかけはなんでしたか?
知り合い経由で打診があり、「ディップが参加するなら、レコリンが良いんじゃないか」という話になったのが一番の発端でした。
レコリンは、営業活動を効率化する自社独自の CRMアプリです。
社内で「営業支援ツール」といえば、みんながレコリンを想像するくらい活用されています。
せっかくなら多くの人にレコリンのことを知っていただきたい。社内のメンバーにも、普及するまでの想いや過程を知ってもらいたい。そう思って営業コンテストの参加を決めました。
参加すると決まった時の心境や意気込みはどうでしたか?
社内ツールで人の習慣が本気で変えられる可能性を感じていたため、「自分の熱い想いを伝えたい」という気持ちが強かったです。
大勢の方の前でプレゼンテーションすることは自分にとってすごくいい経験になるし、レコリンを多くの人に知ってもらいたいと思いました。
また、私は ”レコリンを作った人” ではなく、自分自身も、営業メンバーとして実際に活用していた人なんです。
使っていたからこそ伝えられることがあると思い、気合いをいれて準備を進めました。
自身の経験としても会社の認知拡大としてもいい機会になった。
実際にJSC2023の営業コンテストに参加して良かったと思うことを教えてください。
オンライン配信も含めて、あんなに豪華な会場でプレゼンテーションをしたことがなかったので、とても良い経験になりました。
会社としても、お客様から「営業コンテストの発表見ました!とても良かったよ!」「すごかった!」などのお声をいただいたりと、反響があって嬉しかったです。
CRMのことで悩まれているお客様から、「詳しく話を聞きたい」「参考にさせてほしい」というご相談もあり、会社のことをもっと知ってもらうという点においても参加してよかったなと思います。
本選出場後の社内からの反応はどんな感じでしたか?
「優勝できなかったのは残念だったね」という雰囲気は、もちろんありました。
ですが、今回営業コンテストに参加したことで社内にレコリンプロジェクトの想いが伝わり、「こんな想いで作ってくれていたんだね!」と声をかけていただけるようになりました。
最近レコリンの開発チームにジョインした人たちへ向けて、レコリンの想いやヒストリーを伝えられるきっかけにもなったので良かったです。
大切にしたのはメッセージの伝え方
予選と本戦で2回プレゼンしていますが、意識して変えたことはありますか?
予選で審査員からフィードバックいただいた部分は、プレゼンテーションの中で返せるように準備しました。そこまでする必要はなかったかもしれませんが、あえて一から作り直しましたね。
内容の本筋はあまり変えずに、「もっとこういうところが知りたいのではないか?」と想定して修正しました。
予選と本選でそれぞれ大変だったことはありますか?
参加すると決まってから予選まで、1週間半しかなかったんです。その限られた時間の中で、やりたいことをいかに伝えるか、組み込むかのバランス調整がすごく大変でした。でも、大変だったからこそすごく集中できたと思います。
本選の資料は作成に3週間ほどかかりました。
社内に発表したときはうまくいったけど、他社に展開すると考えたときに、ポイントをどう伝えるかが難しかったです。
CRMを自社で作る、ではなく、『現場になりきることが大事!そこは誰でもできる』というメッセージをきちんと伝えるにはどうしたらいいか。メッセージの伝え方を考えるのにすごく時間を使いました。
明確になった課題に対して、証明できる仕組みを作っていく。
今回のコンテストを通して今後の目標はありますか?
ツールによる成果の数値的な証明ができていないこと。この点がずっと課題だなと思っていて、コンテスト時の経営層である審査員からその部分を突っ込まれたので「やっぱりそうだよね」となりました。
レコリンを使って、どれだけ受注が上がったか、売上が上がったかの数値的な証明が社内プロダクトの難しい部分なんですよね。
これまではブラックボックス的な部分を理由にしていましたが、今後はできる限り何か証明できる仕組みを作っていきたいです。そこに向けて、今動き始めようとしています。
本当に営業に便利なツールにしていきたいし、経営的にも役に立てるものだと示していきたいという気持ちです。
様々な視点から自身や会社を見つめなおすことができるので、ぜひチャレンジしてほしい。
来年JSCの営業コンテストに参加したいと考えている企業に、メッセージをお願いします。
個人にとっても会社にとっても良い経験になるので、ぜひチャレンジしてほしいです。
自分たちの営業活動のすばらしさを表現できる機会として参加してもいいですし、他社の経営層である審査員からフィードバックをもらえる場として参加するのも良いと思います。
様々な視点から自身や会社を見つめなおすことができるきっかけになるので、ぜひ挑戦してみてください。
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【イベントは終了いたしました。ご参加いただきありがとうございました!】
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取材協力
ディップ株式会社
大平 莉佳 様