成果報酬型の営業代行会社おススメ4選|費用相場や向いている商材も解説

「営業代行を成果報酬で依頼したい」
「依頼時の相場が知りたい」
「成果報酬型営業代行会社の評判が知りたい」

そんなお悩みをお持ちの、営業を成果報酬での営業代行会社をお探しの方に向けて、おすすめの営業代行や向いている商材、営業代行会社を選ぶポイントを紹介します。

※2024年7月時点で各社のwebサイトに掲載されている情報をまとめて記載しております。掲載させていただいた企業様で、内容の修正等ご要望があればご遠慮なくご連絡ください。


あわせてお読みください

26年以上営業代行事業で支援を続けてきた『セレブリックスの強み』を解説した資料です。セレブリックスの営業支援サービスについて、「支援範囲一覧」「競合との違い」「事例インタビュー」など、概要をまとめました。なぜセレブリックスが選ばれるのか、成果を生みだす仕組みについて知りたい方はぜひご覧ください。

株式会社セレブリックスの強み資料



目次[非表示]

  1. 1.成果報酬型の営業代行とは?
  2. 2.成果報酬の種類と費用相場
    1. 2.1.アプローチ数
    2. 2.2.アポイント数
    3. 2.3.受注数
  3. 3.成果報酬型営業代行のメリット/デメリット
    1. 3.1.メリット
    2. 3.2.デメリット
  4. 4.成果報酬型の営業代行に向いている商材
    1. 4.1.受注単価が最大でも数十万円のもの
    2. 4.2.リードタイムが1ヶ月以内のもの
    3. 4.3.ターゲット母数が数千件を超えるもの
  5. 5.成果報酬型営業代行会社の選定ポイント
    1. 5.1.依頼主のブランド保持・コンプライアンスを守る管理体制があるか
    2. 5.2.時代に合わせて営業ノウハウをアップデートしているか
    3. 5.3.自社商材に近い実績・事例があるか
    4. 5.4.報酬額の上限設定ができるのか
  6. 6.BtoB×成果報酬で依頼可能なおススメの営業代行会社4選
    1. 6.1.株式会社アイランド・ブレイン
    2. 6.2.株式会社エグゼクティブ
    3. 6.3.コミットメント株式会社「コミットメントΣ(シグマ)」
    4. 6.4.株式会社セールスクルー「アポクル」
  7. 7.最後に

監修者 今井晶也


成果報酬型の営業代行とは?

成果報酬型の営業代行とは、事前に取り決めた「アポイント」や「受注」などの成果に基づいて報酬を支払う、という料金形態の営業代行サービスです。成果が得られなければ支払いが発生しないので、リスクを最小限に抑えることが可能です。


成果報酬の種類と費用相場

 
成果報酬の営業代行サービスには、主に以下の3つを成果とするケースが多く見受けられます。

  • アプローチ数
  • アポイント数
  • 受注数

 
それぞれ、どのような時に有効なのかを解説します。

アプローチ数

営業活動の結果に関わらず、「電話をかけた回数」「飛び込みをした店舗数」「資料を送付した数」のような特定の行動量を成果とするケースです。ターゲットへのアプローチ数が約束されるので、サービス認知度を上げたいときに有効です。

アポイント数

商談機会の獲得を成果とするケースです。自社内に商談をおこなえる営業パーソンはいるが、商談数が担保できていない場合に検討すると良いでしょう。

受注数

受注獲得を成果とするケースです。BtoBの場合、契約書の回収を成果の起点とすることがほとんどです。
受注したタイミング、つまり、売上が確定したタイミングで支払いが発生するため、他の2つに比べて売り上げと支出の想定が立てやすく、低リスクな報酬体系です。
成果報酬型の営業代行に向いている商材でも後述しますが、受注単価が数十万円以内でリードタイムが短く、ターゲットの母数が数千件を超える、明確に成果を測定しやすい商材に向いています。
 

成果報酬型営業代行のメリット/デメリット

メリット

成果報酬型の最大のメリットは、成果がなければ費用を支払う必要がなく、リスクが少ないことです。
営業代行会社によりますが、成果の上限を定められるケースもあるので、予想外の予算が発生するということもありません。
また、営業代行会社も成果を出さなければ売り上げにつながらないため、高いモチベーションを持って営業活動をおこないます。そのため、より良い結果が期待できるでしょう。


デメリット

成果報酬のデメリットは、成果の質が担保されにくいことです。なぜなら、営業代行会社は成果を上げなければ売り上げにならないため、数を担保するための営業活動をおこなってしまう場合があるからです。また、成果の上限を設定できない営業代行会社の場合、予想以上の予算が発生してしまう可能性があります。

さらに、成果報酬は依頼した成果の獲得に特化しているため、「営業の戦術・戦略構築」や「営業成果分析の共有」など、営業結果以外の提案はありません。
 
営業代行会社に発注をすると、一定の期間営業代行会社による営業活動がおこなわれます。
成果報酬型の営業代行会社に依頼する場合は、短くない活動の中で後悔しないためにも自社の営業戦略の中でどのように活用したいのか、しっかりと取り決めたうえで発注をするとよいでしょう。

成果報酬型の営業代行に向いている商材

特に受注獲得を成果とした場合、成果を明確に測定しやすい商材が向いています。
具体的には、「受注単価が最大でも数十万円のもの」「リードタイムが1ヶ月以内のもの」「ターゲットの母数が数千件を超えるもの」の3つです。それぞれを解説します。

受注単価が最大でも数十万円のもの

特にBtoBの場合、受注金額が大きければ大きいほど決裁者の役職があがっていき、購買に関わる人が多くなります。
購買に関わる人が増えると、その分受注までの障壁も多くなり、受注獲得の難易度が上がってしまいます。
営業代行会社は、受注難易度が高いものは、成果報酬で請負うにはリスクがあると判断することが多いため、「1人のキーマン・決裁者が決断しやすい商材・サービス」であること。受注単価が最大でも「数十万円レベル」の商材が最適だと言えるでしょう。

リードタイムが1ヶ月以内のもの

成果報酬の成果が「受注」の場合、アポイントから受注獲得までのリードタイムが「1ヶ月以下」の商材が向いています。
営業代行会社は、「今の営業活動がどのタイミングでどれだけの売上・利益になるのか」を必ず検証します。リードタイムが長い商材だと、「すぐに成果にならない」と判断し、断られてしまうケースが多く見受けられます。つまり、1ヶ月以下で成果が出せる商品・サービスであることが望ましいです。

ターゲット母数が数千件を超えるもの

せっかく営業をスタートさせても、ターゲットの数が少ないと営業活動を続けることが難しくなってしまいます。
営業代行会社は中長期的に売上・利益を創出したいと考えているので、リストがすぐになくなってしまう商材は売上・利益が出しにくいと判断してしまいます。そのため、ターゲットの母数が多ければ多いほど長期にわたって売り上げが見込めると判断するので、より多くの人員体制を組んで意欲的に取り組んでくれるでしょう。

成果報酬型営業代行会社の選定ポイント

信頼できる成果報酬型営業代行会社を選ぶポイントは、こちらの記事でも紹介しているものを含む4点です。

  • 依頼主のブランド保持・コンプライアンスを守る管理体制があるか
  • 時代に合わせて営業ノウハウをアップデートしているか
  • 自社商材に近い実績・事例があるか
  • 成果報酬額の上限設定ができるのか

 
それぞれを解説します。

依頼主のブランド保持・コンプライアンスを守る管理体制があるか

近年、営業代行サービスを提供する企業が増加しており、法律や働き方におけるトラブルも増加していますので、コンプライアンスや情報セキュリティがしっかり守られている企業なのかをきちんと確認しましょう。
セレブリックスでは、依頼主のブランド保持・コンプライアンス遵守のためにも、ガバナンスを重視しています。
 
チェックすべき項目例

  • 働き方改革関連法などを基準とした適切な労務管理がなされているか
  • 一定以上の情報取扱いポリシーの基準を有しているか(Pマークの取得有無など)
  • 一定以上のセキュリティ基準を有しているか
  • 偽装請負に抵触しない体制や運用フローが構築されているか
  • 再委託実施時に契約内容に沿った承諾フローが取られているか
  • 再委託先が複数階層存在する際、適切な指揮命令体制
  • 情報連携性の双方が担保されているか
  • 承諾のない範囲での第三者に業務を委託していないか
  • 準委任契約での指揮命令範囲を守れているか(メンバーに直接指揮命令をしていないか)

 
営業代行サービスを26年以上提供している弊社でも、法律が変わるたびに体制やルールの見直しを図っています。中には法律の改定を把握できていない事業者もいますので、必ず確認すると良いでしょう。

時代に合わせて営業ノウハウをアップデートしているか

営業代行会社を選ぶときのポイント2つ目は、「ノウハウのアップデートを実施している企業かどうか」です。ここ数年、非対面商談(オンライン商談)が主流になったり、AIの登場によってさまざまな作業が効率化できるようになったりなど、働き方に大きな変化が訪れています。
積極的に情報のアップデートを行っている営業代行会社は、変化の多い時代に置いていかれることなく新しい営業手法を開拓しながら成果を出し続けているのです。
 
例えば、今話題のAI活用。SNSなどで多くの人が取り上げているものの、実際に営業業務に取り入れている方はまだ少ないのではないでしょうか。弊社ではAIが登場してから間もなく、「セレブリックス営業総合研究所」という研究機関を立ち上げ、AIの活用方法の検証を社内で繰り返しています。

営業代行会社が新しいことに対して吸収する意欲があるかどうかは「柔軟性」の高さにもつながります。ぜひチェックしてみてください。

自社商材に近い実績・事例があるか

ポイントの3つ目は「自社の商材に近しい事例があるか」です。実績やデータがない状態で「成果が出ます」と言われたとしても鵜呑みにしてしまうのは危険です。できるだけ自社商材に近い事例や営業実績を見せてもらいましょう。事例を見る際は、「どのくらいの期間」で出た結果なのかをチェックしつつ、以下のポイントに注目しましょう。

  • 組織体制が似ているか
  • 商材が似ているか
  • 目標が似ているか
  • 営業代行会社に依頼する営業組織の規模が似ているか

報酬額の上限設定ができるのか

成果報酬型営業代行会社の選定ポイント最後は、報酬額の上限設定ができるのかです。
冒頭でも述べたデメリットの通り、成果報酬型で成果の上限設定ができないと想定以上の予算が発生してしまう可能性があります。
成果報酬額の上限を設定できるのか、その金額は予算内に納まるのか。そして、予算内の成果で事業計画は達成できるのかを必ず確認しましょう。


BtoB×成果報酬で依頼可能なおススメの営業代行会社4選

ここからは、成果報酬で営業代行サービスを提供している会社をご紹介いたします。

  • 株式会社アイランド・ブレイン
  • 株式会社エグゼクティブ
  • コミットメント株式会社「コミットメントΣ(シグマ)」
  • 株式会社セールスクルー「アポクル」

※50音順



株式会社アイランド・ブレイン

株式会社アイランド・ブレイン

株式会社アイランド・ブレインは、完全成果報酬のアポイント獲得に特化した営業代行会社です。新規見込客との商談を1件あたり16,500円(税別)という報酬金額で提供しています。特に新規開拓営業における労力と時間が最もかかる初期アプローチを代行してくれるので、効率的な営業活動が実現できます。さらに、最低商談件数が1件と設定されているため、気軽に小規模な依頼をすることができます。

対応領域
・インサイドセールス
・フィールドセールス
成果報酬額例

新規見込客との商談一件につき16,500円(税別)

最低契約件数

1件

公式URL


株式会社エグゼクティブ

株式会社エグゼクティブ

株式会社エグゼクティブは、形が無かったり、説明が難しかったりするサービスや、高単価な商材を得意とする営業代行会社です。月間約60社を支援していて、料金体系は基本料金+成果報酬の「複合型成果報酬」を採用しています。法人向けの営業であれば、あらゆるプロセスに対応しています。

対応領域
・戦略立案
・インサイドセールス
・フィールドセールス
・カスタマーサクセス
報酬形態
・固定+成果報酬が基本

基本料金:10万円+アポイント3万円×獲得件数
商談までの依頼の場合:基本料金+アポイント3万円×獲得件数+商談2万円×実施件数
最低契約期間
1か月~
公式URL

 

コミットメント株式会社「コミットメントΣ(シグマ)」

コミットメント株式会社「コミットメントΣ(シグマ)」

コミットメント株式会社が提供する「コミットメントΣ(シグマ)」は、売り上げに基づく成果のみに報酬が発生する料金体系を採用しています。初期費用、月額運営費用、アポイント獲得費用、訪問代行費用は一切請求されません。その他にも、コピーライティングの専門家が営業トークの内容を作成し、質の高い営業トークを提供。また、成果を最優先に考えるため、月に2社限定でしか支援を行わないという方針を取っています。

対応領域
・インサイドセールス
・フィールドセールス
成果報酬形態
売り上げに対する成果報酬のみ
最低契約期間
1年~
公式URL


株式会社セールスクルー「アポクル」

株式会社セールスクルー「アポクル」

株式会社セールスクルーが提供する「アポクル」は、商材の種類、予算、対象エリア、プロモーション期間などに応じて、柔軟に単価が設定できます。アポが獲得された場合のみ費用が発生し、それ以外の追加費用は発生しません。また、取得したアポイントメントがキャンセルになった場合には返金対応をしてくれます。

対応領域
・インサイドセールス
成果報酬額
要問い合わせ
最低契約期間
要問い合わせ
公式URL



あわせてお読みください

26年以上営業代行事業で支援を続けてきた『セレブリックスの強み』を解説した資料です。セレブリックスの営業支援サービスについて、「支援範囲一覧」「競合との違い」「事例インタビュー」など、概要をまとめました。なぜセレブリックスが選ばれるのか、成果を生みだす仕組みについて知りたい方はぜひご覧ください。

株式会社セレブリックスの強み資料


最後に

成果報酬型の営業代行会社を選ぶ際のポイントを紹介しました。
弊社の実績・事例に関しては、わかりやすくまとめた資料もございますので、ぜひ併せてご確認いただけますと幸いです。


記事の執筆者:髙田冴夏


監修者プロフィール

セレブリックス今井晶也



執行役員 カンパニーCMO /セールスエバンジェリスト

株式会社セレブリックスのセールスエバンジェリストとして、法人営業に関する研究、執筆、基調講演等を全国で行う。2021年8月には “Sales is 科学的に「成果をコントロールする」営業術” を扶桑社より出版。営業本のベストセラーとして累計出版数が5万部を超える。

2022年7月には単著二作目として “お客様が教えてくれた「されたい」営業” を出版。2024年4月25日に待望の3作目として、 “The Intelligent Sales AIを活用した最速・最良でクリエイティブな営業プロセス” を翔泳社から発売。生成AIと営業に特化した国内最初の書籍として注目を集める。

現在は執行役員 CMOと新規事業開発の責任者を兼任。管掌するプロダクトとして営業コミュニティのYEALE、営業専門の人材紹介のSQiL Career Agent、日本最大級の営業エンターテイメントJapan Sales Collectionなどがある。

Everything DiSCの認定トレーナーであり、専門は営業、プレゼンテーション、コミュニケーションスタイルと多岐に渡る。


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