商談につながるウェビナーアンケートの項目とは?項目の決め方と回収率を上げるコツ。
ウェビナーやオンラインセミナーでアンケートをとるとき、何を軸に質問をしたら良いのか迷ってしまいませんか?なんとなく項目を決めてしまうと、ウェビナー後にアクションをとりにくいデータとなってしまいます。
今回は、アンケートの目的や項目例、アンケートの回収率を上げるコツをお伝えします。後半では、セレブリックスが実際に使用したアンケート例も公開します!これらを参考にして、より良いコンテンツ作り、サービス商談につながるウェビナーアンケートを作成してみてください。
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セレブリックスでは、イベントやセミナー開催のノウハウや立ち上げ、運営業務の代行を支援しています。ターゲット選定から集客、商談化まですべて代行可能です。セミナー運営、コンテンツ制作もお任せください。セレブリックスには宣伝会議を初めとする、外部の公開講座でも講師を務めるコンサルタントが在籍。実際にセミナーを企画運営するプレイヤーが戦略、戦術を提供します。
目次[非表示]
- 1.ウェビナーアンケートの最終ゴールは、顧客満足度(CX)の向上
- 2.ウェビナーアンケートの項目例
- 2.1.参加者の基本情報
- 2.2.ウェビナーに対する満足度
- 2.3.参加者の課題
- 2.4.自社商品・サービスへの興味・検討度
- 2.5.自由記述欄 (感想や質問など)
- 3.セレブリックスのアンケート例
- 3.1.アンケート例①主催セミナー
- 3.2.アンケート例②共催セミナー
- 4.ウェビナーアンケートの回収率を上げるコツ
- 4.1.アンケート項目の数を減らす
- 4.2.ウェビナー中にアンケート回答を依頼する
- 4.3.回答者へ特典を用意する
- 4.4.ウェビナー終了後、自動でアンケートが表示される設定にする
- 5.まとめ
ウェビナーアンケートの最終ゴールは、顧客満足度(CX)の向上
ウェビナーアンケートをおこなう理由は、顧客満足度を高めるためです。アンケートをとること自体が目的になってしまうと、アンケート結果から考えられる「次にとるべきアクション」がとりにくくなってしまいます。
まずはウェビナーアンケートをとることによって、どんなことに活用できるのか確認しましょう。顧客満足度を高めるためには、いくつかの視点から逆算して質問をおこない、行動の精度を上げていく必要があります。
顧客満足度を高めるために必要なアクションは、主に以下の3つです。
- 視聴者への適切なフォローアップ
- 見込み顧客の育成(リードナーチャリング)
- コンテンツのブラッシュアップ
これらのアクションを実行するために、適切なアンケート項目を考えます。次に、具体的なアンケートの項目例をご紹介します。
ウェビナーアンケートの項目例
参加者の基本情報
参加者の要望に沿ったコンテンツを提供するために、基本情報を入力してもらいましょう。
例
- 名前
- メールアドレス
- 会社名(または業種)
- 役職
連絡先を知ることで、今回のウェビナーが終わったあとも、新しいウェビナーのお知らせや新サービス・商品の紹介ができます。自社に興味をもつ企業や業種の傾向がわかれば、その業種に向けたコンテンツを企画するのも良いでしょう。
ウェビナーに対する満足度
ウェビナーに対する満足度の調査によって、ウェビナーの内容と参加者の期待(ニーズ)が一致していたかどうかがわかります。
例
本日のセミナーの満足度をご教示ください。
- 大変満足
- 満足
- 不満
- 大変不満
満足度は3~5択の段階で用意しておくと選びやすいです。ちなみにセレブリックスは、満足度を4段階に分けています。5段階だと視聴者は3つ目にある「普通」の選択肢を選びやすい傾向があり、本当の満足度をはかりにくくなってしまうためです。
一般的に、満足度が低いと商談につながりにくい傾向があるため、満足度が低かった場合は理由を書く項目も任意で追加しておきましょう。
例
上記の満足度を選ばれた理由をこちらにご記入ください。(任意)
参加者の課題
視聴者は、悩みや課題を解決したいと考えて、ウェビナーに参加しています。ひとりひとりに合わせたコンテンツの提供や、適切なフォローをおこなうためにも課題をヒアリングしましょう。
例 『ウェビナー』がテーマのセミナーを開催したとき
現在の課題感に最も近いものをご教示ください。
- 新規リードを獲得したい。
- ターゲット企業の新規開拓を行いたい。
- マーケ施策の実施にリソースが割けない。
- 既存マーケ施策で成果を得られていない。
- ウェビナーを効果的に実施したい。
- サービスの認知を一気に拡大したい。
- その他
上記でその他を選ばれた方はこちらにご記入ください。(任意)
参加者の課題が思いつかない場合は、営業担当者にヒアリングして聞いてみましょう。また、課題の内容について詳細を書く項目を置くのもおすすめです。詳細情報を知っておくことで、インサイドセールスが電話をかける際にアプローチしやすくなります。
例
課題について詳しく教えてください(任意)
自社商品・サービスへの興味・検討度
ウェビナーで紹介したサービスにどの程度興味をもっているのか確認します。メールで資料やイベントの案内を送ったり、すぐに相談のご案内をおこなったりと、ウェビナー後に時間を空けることなくアクションがとれます。
例
- 弊社からどのようなフォローがあると嬉しいですか?
- イベントやウェビナーの案内を送ってほしい
- サービス資料がほしい
- ウェビナー施策についてもう少し話を聞いてみたい
- 新規顧客開拓の支援について個別に相談する機会がほしい
- 特になし
自由記述欄 (感想や質問など)
最後に、自由に意見を書く欄をおいておきましょう。
例
その他、感想やご質問がございましたら、ご自由にお書きください。(任意)
- 感想
- ウェビナーでより詳しく知りたかったところ
- 今後のウェビナーに対する要望
- 質問
- 意見
など、これまでの項目では出てこなかった回答が得られるかもしれません。
セレブリックスのアンケート例
実際にセレブリックスが過去に使用したアンケートをご紹介します。セレブリックスでは、主にインサイドセールスのフォローアップにつながる項目を採用しています。
アンケート例①主催セミナー
セレブリックスの主催セミナー、「年間14,000名の集客を実現!CEREBRIX流 ウェビナーの極意」のアンケート例です。
メールアドレス
- 氏名
- 本日のセミナーの満足度をご教示ください。
- 現在のウェビナー実施の有無をご教示ください。
- (4)でありを選ばれた方へ質問です。(なしを選ばれた方は、(6) へ) ウェビナー施策の成果に関しての満足度をご教示ください。
- (4)でなしを選ばれた方へ質問です。 今後ウェビナー施策の実施予定についてご教示ください。
- 現在の課題感に最も近いものをご教示ください。
- (7)でその他を選ばれた方はこちらにご記入ください。
- 弊社からどのようなフォローがあると嬉しいですか?
- その他、感想やご質問がございましたら、ご自由にお書きください。
セレブリックスの主催セミナー、セールスハッシュタグのアンケート例です。
【実際のアンケートフォームを見る】※Googleフォームが開きます
- 企業名
- 姓
- 名
- 部署名
- 役職
- 本日のセミナーの満足度をご教示ください。
- 上記の理由をご教示ください。
- 今後「#セールスハッシュタグ」に出演してほしい著名人はいますか?
- 自社のマーケ・営業組織が抱えている問題をご教示ください。
- 株式会社セレブリックスからはどのようなフォローを希望しますか?
アンケート例②共催セミナー
カスタマーサクセスをテーマにした共催セミナー、「優れた顧客体験を創るために、今できること」のアンケート例です。
【実際のアンケートフォームを見る】※Googleフォームが開きます
- 企業名
- 姓
- 名
- 部署名
- 役職
- 本イベントの満足度を教えてください
- 上記理由を教えてください
- 自社のカスタマーサクセスについて抱えている課題や悩みを教えてください。
- 各社からのフォローはどのような方法を希望されますか?
- 本セミナーに関するご意見・ご感想を教えてください。
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セレブリックスでは、イベントやセミナー開催のノウハウや立ち上げ、運営業務の代行を支援しています。ターゲット選定から集客、商談化まですべて代行可能です。セミナー運営、コンテンツ制作もお任せください。セレブリックスには宣伝会議を初めとする、外部の公開講座でも講師を務めるコンサルタントが在籍。実際にセミナーを企画運営するプレイヤーが戦略、戦術を提供します。
ウェビナーアンケートの回収率を上げるコツ
アンケート項目の数を減らす
項目が多すぎるアンケートは、回答する気を失ってしまいます。なるべく少ない設問数にしぼり、5分以内に回答できるようにしましょう。上部に設問数を記載しておくと心理的ハードルを下げられます。
また、記述式の回答は詳細な情報が得られやすい一方で、回答率が下がる傾向にあります。基本的には選択式の回答を用意しておき、任意で詳細を書いてもらうのがおすすめです。
ウェビナー中にアンケート回答を依頼する
ウェビナーが終わってしまうと、わざわざ時間をとってアンケートに回答しようと考える参加者は少なくなります。参加者の温度感が高いうちに回答を依頼するのも有効です。また、途中から参加する視聴者もいるため、ウェビナー中にチャットで回答を定期的に促すのも良いでしょう。
例
本日はご参加いただきありがとうございます!
ウェビナー中の投影資料につきましては、アンケートにご回答いただくとダウンロードしていただけます。アンケートはこちらより【リンク】
回答者へ特典を用意する
投影資料をプレゼントするなど特典をつけることで、参加者にメリットが発生しアンケートの回答率上昇につながります。アンケートフォームの自動返信機能を使うことで、コストをかけることなく、資料を簡単に送付可能です。
資料が添付できないフォーム作成サービスの場合、『GoogleDrive』や『box』などのファイル共有サービスを使って添付しましょう。
ウェビナー終了後、自動でアンケートが表示される設定にする
自動でアンケートが表示される設定にしておけば、何かの事情でウェビナーを途中退出される参加者にも、退出次第アンケートが表示されます。また、URLをクリックしなくてもアンケートが表示されるため、回答のハードルを下げられます。
まとめ
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
セレブリックスでは、ウェビナー・セミナーの代行などイベント支援もおこなっております。お悩みがありましたらお気軽にご相談くださいませ。
ここまでのおさらいです!
- ウェビナーアンケートの最終ゴールは、顧客満足度(CX)の向上
-
ウェビナーアンケートの項目例
- 参加者情報
- ウェビナーに対する満足度
- 参加者の課題
- 自社商品・サービスへの興味・検討度
- 自由記述欄 (感想や質問など)
-
ウェビナーアンケートの回収率を上げるコツ
- 回答者へ特典を用意する
- アンケート項目を増やしすぎない
- ウェビナー中にアンケート回答を依頼する
- ウェビナー終了後、自動でアンケートが表示される設定にする