営業トークスクリプト比較|日時切りのトーク例とポイントまとめ
テレアポの新規営業において、余計な説明をダラダラしてしまうのはNGです。そもそも歓迎されていない営業電話を聞いてもらうためには、どのように話せばいいのでしょうか。この記事では、よくあるトーク例とセレブリックス流のトークを比較して、どのように工夫しているのかポイントを解説いたしました。ぜひ参考にしてみてください。
前回の受付突破編はこちら↓
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本記事とあわせて、営業力を高めるための新規開拓チェックリストをぜひご活用ください。新規開拓で生産性を向上させ、成果を高めるためのチェックリストです。営業パーソンや営業組織が持つべき基本的なスタンス、起こすべき行動から、実際の営業活動で実施すべき項目までまとめています。
目次[非表示]
- 1.テレアポ、新規営業のトーク例を紹介します
- 1.1.あなたはこんな風に話していませんか?
- 1.2.成果を上げ続ける営業なら…
- 2.日時切りのポイント4つ
- 2.1.まずは名乗る
- 2.2.キーパーソンかどうかを確認する
- 2.3.サービス説明は簡潔に
- 2.4.日時切りは明確な時間を提示する
- 3.まとめ
テレアポ、新規営業のトーク例を紹介します
トークスクリプトをブラッシュアップしたいと思っても、実際どんな風に修正したらいいのかわからず迷ってしまいますよね。今回はよくあるトーク例から、セレブリックスならどんな風に話すのかをポイントも併せてご紹介します。
あなたはこんな風に話していませんか?
まずは、新規営業でよくあるトークの流れをご紹介します。人事管理システムを商材としている営業の例です。今回は受付突破後~日時切りをするまでのトークをご紹介します。
ー受付突破後
責任者:はい。 お世話になっております。株式会社■■の〇〇でございます。 |
責任者:はい。
本日、人事管理システム「人事くん」というサービスについてご紹介させていただきたくご連絡させていただきました。きっと御社でもご活用いただける製品だと思います。
具体的には、日々入社手続きを行われているかと思うんですが、書類作成をすべてオンラインで自動化することが可能です。不備がある際に社員に何度もやりとりを重ねていた時間を短縮できます。 さらに、▲▲というオプションをつけることによってさらに作業時間を削減できたり、■■という機能を使うことでさらに便利にお使いいただける商品となっております。 |
サービス説明から日時切りまで、よくあるトーク例です。しかし、このトークにはもう少し工夫できる点がいくつかあります。
成果を上げ続ける営業なら…
次に、セレブリックスの新規営業トーク例をご紹介します。
ー受付突破後
責任者:はい。
お世話になります。私、株式会社■■の〇〇でございます。 |
責任者:はい。
今回、御社の人事労務コストを3分の1にするご提案をさせていただきたくご連絡を差し上げました。 人事労務システムの「人事くん」というサービスでして、入社手続きや契約まわりで必要な書類作成をすべて自動化できます。 今の工数が大幅に削減されコストカットが可能だと思いますので、ぜひ1時間ほどでデモンストレーションをご覧いただければと思うのですが、〇月〇日の午前10時、または11時のご都合はいかがでしょうか? |
たったこの数行のトークだけでもさまざまな工夫がなされています。比較して気付いた方もいらっしゃるかもしれません。一体どんなところに違いが隠されているのか、工夫しているポイントについてご紹介します。
日時切りのポイント4つ
キーパーソンに接触したあとに意識したいポイントは下記の4つです。
まずは名乗る
お世話になります。私、株式会社■■の〇〇でございます。 |
受付を突破してキーパーソンとコンタクトがとれた際も、社名と自分の名は必ず名乗りましょう。最低限のマナーです。
キーパーソンかどうかを確認する
〇〇のご責任者様でよろしいでしょうか? |
本来話すべき相手ではない人に訴求をすることは、時間的な意味に加え受けなくてもいい余計なボトルネックを生み出すこともあります。キーパーソンに接触したら必ず責任者(担当者)であるかどうかを確認しましょう。
サービス説明は簡潔に
今回、御社の人事労務コストを3分の一にするご提案をさせていただきたくご連絡を差し上げました。 |
相手にとって、登録されていない番号からかかってくる電話は『業務中に来る得体のしれない電話』です。そのため、まずは「もう少し聞いてみようかな」と思ってもらうことをゴールにしましょう。
日時切りは明確な時間を提示する
今の工数が大幅に削減されコストカットが可能だと思いますので、ぜひ1時間ほどでデモンストレーションをご覧いただければと思うのですが、〇月〇日の午前10時、または11時のご都合はいかがでしょうか? |
相手が余計なことを考えなくて済むよう提示の仕方を工夫しましょう。日時の提案を相手にゆだねてしまうと、断られる可能性が高くなってしまいます。日にちだけでなく時間まで決めておくのがポイントです。また、「午前〇時」「午後〇時」と表現することで聞き間違いを防げます。
あわせてお読みください
本記事とあわせて、営業力を高めるための新規開拓チェックリストをぜひご活用ください。新規開拓で生産性を向上させ、成果を高めるためのチェックリストです。営業パーソンや営業組織が持つべき基本的なスタンス、起こすべき行動から、実際の営業活動で実施すべき項目までまとめています。
まとめ
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
テレアポの新規営業で、受付突破したあとのトークとポイントをご紹介しました。話し方のポイントのおさらいです。
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日時切りのポイント
- まずは名乗る
- キーパーソンを確認する
- サービス説明は簡潔に
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日時切りは明確な時間を提示する
執筆者:株式会社セレブリックス セールスカンパニー マーケティング統括部 髙田冴夏
監修者プロフィール | |
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執行役員 カンパニーCMO /セールスエバンジェリスト 株式会社セレブリックスのセールスエバンジェリストとして、法人営業に関する研究、執筆、基調講演等を全国で行う。2021年8月には “Sales is 科学的に「成果をコントロールする」営業術” を扶桑社より出版。営業本のベストセラーとして累計出版数が5万部を超える。 2022年7月には単著二作目として “お客様が教えてくれた「されたい」営業” を出版。現在は執行役員 CMOと新規事業開発の責任者を兼任。管掌するプロダクトとして営業コミュニティのYEALE、営業専門の人材紹介のSQiL Career Agent、日本最大級の営業エンターテイメントJapan Sales Collectionなどがある。 Everything DiSCの認定トレーナーであり、専門は営業、プレゼンテーション、コミュニケーションスタイルと多岐に渡る。 |